ローテーターカフ損傷に伴う睡眠障害について!

ローテーターカフ損傷に伴う睡眠障害

 

 ローテーターカフ損傷に伴う肩の痛みは、睡眠の妨げとなると言われています。実際ある研究によれば、ローテーターカフ損傷により睡眠の質が落ちやすくなっているというデータもあります。

 

 もし現在ローテーターカフ損傷に伴う痛みで、睡眠の質が低下したり痛くない寝方が分からないようであれば、今回のブログを参考にしていただけたらと思います。

4つのアドバイス

 

 ローテーターカフ損傷は通常回復までに数週間から数ヶ月かかります。その間痛みを出来るだけ感じずに眠る方法には以下のようなものがあります。

 

仰向けで寝る

 

 眠る時の姿勢と肩の痛みに関係するデーターはほとんどありませんが、多くの場合仰向けで寝ることが肩の負担を和らげてくれます。特に最初の数日から数週間は肩の炎症が強いため、できるだけ肩に圧をかけないように仰向けで少し身体をリクライニングした姿勢がお勧めです。

新しいマットレスを使う

 

 マットレスと肩の痛みに関する関係性はしっかりとしたデータがあるわけではないですが、多くの場合質の高いマットレスを使うことは肩の痛みを減少させることができます。また、良いマットレスは肩だけではなく首や腰などにも良い影響を与えます。

新しい枕を使用する

 

 枕の高さは肩の痛みと大きな関係があり、特に横向きで寝る人には重要となります。ただし、枕の高さは個人の体格によって合う合わないがあるため、色々なものを試す子中で最善のものを見つけることが重要です。

動かせる範囲で動かす

 

 多少の痛みがある場合でも動かせる範囲で肩を動かすことは、回復する期間を短くする意味でも重要となります。また、肩が動かせないとしても、ウォーキングやスイミングなど全身運動を取り入れることで、血流が良くなり睡眠の質向上につながります。