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深刻な腰痛かどうかの見極め方

その腰痛は深刻なもの?

 

 腰痛には色々な痛み方があり、「刺すような痛み」「常に痛む」「時々急に痛くなる」など様々です。人によっては腰痛の原因に深刻な病気が潜んでいないか不安になる方もいます。腰痛の原因はそれぞれのケースで異なりますが、今回お伝えする内容を見ていただくと、深刻な腰痛かどうかのヒントになると思います。

深刻な腰痛とはどんなものか?

 

 この記事の中で深刻な腰痛であるとお伝えしたものは、早急な医療機関受診が必要になるものです。腰痛の痛みの度合いだけでは、深刻な腰痛かどうか判断することはできません。例えば、背中の筋肉(脊柱起立筋など)を痛めて起こる腰痛は強い痛みが起こりますが、大抵の場合数日すると症状は和らいでいきます。反対に腰椎椎間板変性によって起こる腰痛は、痛み方としては軽いものになりますが、そのままにしておくと症状が強くなり状態が回復するのにも時間がかかる場合がほとんどです。「腰椎椎間板変性についてはコチラ

もし腰痛が深刻なものだったら

 

 一般的には腰痛が起こって1〜2週間の間に痛みが変わらないようだったら、医療機関の受診が必要になります。ただしそのようなケースでも深刻な問題でない場合がほとんどですが、専門家によって適切な改善計画を伝えてもらうことは必要になります。良い改善計画というのは痛みを取り除くだけではなく、どうしてその腰痛が起こったのか原因を教えてくれることです。時折、間違った原因や施術方法により腰痛が悪化することもあるので、適切場所を選択することは重要となります。

 

 専門家による評価が適切であると状態は基本的に改善していきますが、もし仮に腰痛が変化を感じなかったり、痛みが強くなっていく場合は再度専門家に相談するか、別の専門家を尋ねることも必要になります。例えば、腰痛の痛みが腰椎椎間板変性だと伝えられ、痛み止め使うように勧められたとしても、副作用などが強い場合は他の方法を考えることが必要になります。

深刻な腰痛の特徴

 

 もしあなたの腰痛が他の悩ましい問題と一緒に起こっている場合、早急に医療機関の受診をしなければいけません。それは以下のような症状が腰痛と共に起こっている場合です。

 

・足の筋力の低下

・排便、排尿障害

・強い腹痛

・高熱

 

 上の症状は深刻な腰痛に伴う症状の一部でしかありません。もし、腰痛が長引くようでしたら一度専門家の受診をお勧めします。