頭痛の症例報告

学生時代から定期的な頭痛

 

 2022.1.10

*ご来院時の様子

 

学生の頃から頭痛があり、働くようにになってから痛みの強さ・頻度がともに悪化している。現在では週に2~3回ほど頭痛があり、頭痛薬なしでは生活ができない状態。整形外科レントゲンを取ると、椎間板が狭くなり神経への影響があることと、ストレートネックであるために頭痛が起きやすくなっていると伝えられる。慢性的な首肩こりも強いので、それも改善できたらと考えている。

 

*カイロプラクティック評価

 

・姿勢検査:立位で胸椎の後弯が強い

・運動習慣:ウォーキング(時々)

・肩関節の可動域:右肩挙上130°で痛み

・頚部の触診:頚椎1番に動きの制限あり

 

検査所見より、頭痛にに関連しているのが、頚椎の1番であると考え、そこに対する調整(アジャストメント)と、首〜肩に負担をかけやすくなっている上部の胸椎に対するアプローチも行なった。

 

*マネジメント

 

2回目の来院時には、頭痛の回数が軽減し薬も飲まずに過ごせるようなった。変化が良好であったのでこのまま継続して一週間ごとの来院を進めた。3〜5回目の来院時には、頭痛はたまにあるが以前よりも軽くなったため夜もぐっすり眠れるようになった。6回目には、一週間で頭痛もなく楽に過ごせるように。ケアを行うと頭痛を妨げる事ができることに気づき、現在では月に一度メンテナンスとして来院されている。

 

*担当者のコメント

 

来院される方の中には病院で『ストレートネック』と診断され、それが原因で頭痛になっていると考えている方も多くいます。しかしこれは大きな勘違いであり、そもそもストレートネックだからではなく、デスクワークなどの不良姿勢が原因で首肩こりが慢性化し『ストレートネック』になっているケースがほとんどです。したがって良い姿勢が取れるようにカイロプラクティックケアを行えば病院で『ストレートネック』と言われても首〜肩こりや頭痛の症状を改善することは十分に可能です。『ストレートネック』だからと諦めずに一度ご相談ください。