腰痛と言っても様々な要因が考えられますが
大きく慢性と急性腰痛に分けられます。
慢性腰痛では長時間の同じ姿勢などにより
背骨や筋肉などに負荷がかかり腰のハリや
痛みを伴う状態が多いいです。
一方急性腰痛(ぎっくり腰)は突発動作や
くしゃみなどで起こることが多く、筋肉など
組織の炎症や神経の機能障害を伴い、強い
痛みや場合によっては痺れなども伴います。
また、慢性腰痛をお持ちの方は急性腰痛に
なりやすい傾向があると言えます。
*腰椎椎間板ヘルニア
椎間板内の「髄核」が飛び出すことで
神経を圧迫し痺れを起こします。
神経に強く影響を及ぼすケースでは
排尿障害など引き起こす場合もあります。
*脊柱管狭窄症
様々な要因で脊柱管が狭くなった状態で、
脊髄を直接障害します。
特徴的な症状として間欠歩行や
腰を反ると悪化する傾向があります。
*仙腸関節機能障害
骨盤を形成する仙腸関節の動きが
何らかの原因で制限されることで、
臀部や足に症状が誘発されます。
施術前のカウンセリングや必要な検査を行い
腰痛起きている原因を探っていきます。
その上で関節や筋肉に対して正常に
働ける状態を作っていきます。
慢性腰痛の場合は期間が長ければ長いほど、
身体が悪い状態で固定化されているため、
調整しても戻りやすい傾向があります。
反対に急性腰痛(ぎっくり腰)の場合は
炎症の具合によって施術の方法は変わって
きますが、関節、筋肉、神経系の状態が
正しくなると改善が早く見込めます。
慢性腰痛のケース
施術回数 | 回復例 |
1−3回 | 腰痛の自覚する頻度の減少、痛みの強さが軽減 |
3−5回 | ほぼ改善。腰痛の感じも楽に |
6回目以降 | 定期的なメンテナンスケア または ご自宅での再発予防のエクササイズなど |
急性腰痛のケース
施術回数 | 回復例 |
1−3回 | ゆっくりであれば動けるように、突発動作は怖さあり。 |
3−5回 | ほぼ改善。炎症もなくなり動きも問題なく行える。 |