腰痛の症例報告

ぎっくり腰(急性腰痛)

 

2022.1.22

 

*ご来院時の様子

 

 慢性的な腰痛は若い時からあったが、2週間前にお風呂で髪を洗っている時にギックリ腰を始めて経験。その後は気をつけながら生活していたため少し落ち着き始めていたが、昨日にくしゃみをした際に再び強い痛みに襲われ動くのもやっとの状態になってしまった。仕事は中腰も多く仕事ができる状態でないので、1日でも早く良くなりたいとのことで来院される。

 

*カイロプラクティック評価

 

・歩くことは困難で斜体も見られる

・座位で動き見るもどの方向も痛みでほとんど動かせない

・横になっても痛く、楽な姿勢が見つけられない

 

 検査所見から、明らかに炎症が強く強いぎっくり腰であるとわかった。アイシングを使いながら、痛みが比較的弱い座位の状態で腰椎の可動性をつけるモビリゼーションと、大腰筋に対してアプローチ行った。

 

*マネージメント

 

 初回の施術直後は痛み残るが歩行は少し楽になり、少し屈むことができる様になった。連続の施術が必要であると伝え翌日と翌々日にご来院いただいた。3回目の来院時終了後には痛みは治まってきたが、動作時痛がある状態。4回目には腰椎・骨盤に対するカイロプラクティックアジャストメント行い動作時怖さあるものの、痛みはかなり収まっている状態であった。。3日後には腰はほぼ痛みもなくなっていたので、通常通りケアをお行い、帰りにご自宅でできる体操をお伝えし、一度ケースクローズとなった。

 

*担当者コメント

 

 慢性的な腰痛がある方はない方よりも数倍ぎっくり腰になりやすいということは、よく言われています。今回のケースでは2週間前の強い痛みがきっかけとなり、くしゃみという腹圧が強くなったことでぎっくり腰になりました。当院では慢性的に腰痛を持っている方は、腰の強い痛みがなくなったからとケアを辞めてしまうのではなく、継続的したメンテナンスをお勧めしています。

右腰の痛み・痺れ

 

2022.1.11

*ご来院時の様子

 

若い頃から腰痛持ちで辛くなるとマッサージなどに通っていたが、1年ほど前から痛みが悪化し左のお尻に痺れも感じるようになった。ここ半年は痺れが太ももから足先の方まで感じるように。先日整形外科にてレントゲンを撮ったところ、椎間板が狭いところがあると言われ、牽引治療行うが変化みられなかった。

 

*カイロプラクティック評価

 

・前後屈時痛みと痺れ感。

SLRテスト行うと痺れが強くなる。

・MMTにて、左側の中臀筋、

左ハムストリングスの弱化。

 

カイロプラクティック検査より、腰椎下部での椎間板が薄くなり、神経に影響を出したために腰の痛み、痺れが出ているものであると推測することができた。よって初回施術では腰部骨盤に対する調整と、椎間板に対する負荷を少なくするため下部胸椎に対するアプローチ行なう。

 

*マネジメント

 

2回目の来院時には、痺れは和らいでいるが、痛みは続き、仕事中の辛さは少し軽減した。そのため初回の施術内容に加え右臀部筋に対してもアプローチ行なう。3〜5回目の来院時には痺れはなくなり、仕事も問題なく行える状態になった。自分の身体をケアする重要性に気づき、予防をしていきたいと今後は月に1回の頻度で来院を希望されている。