痛みのサイエンス!

痛みとは?

 

 国際疼痛学会( IASP)による痛みを次のように定義しています。

 

「痛みは実際の組織損傷もしくは組織損傷が起こりうる状態に付随する、あるいはそれに似た、感覚かつ情動の不快な体験」

 

 痛みという概念は個々に対する生物学的、生理学的、社会学的な影響を特定することで進化してきました。痛みは主観的な要素が強く、個々の過去に経験してきた体験によって大きく変化します。

なぜ痛みを感じるのか?

 

 脳はいち早く危険を察知するために、常に身体にセンサーを送っています。身体が危険や外傷に襲われると、痛みという感情が脳で作られます。つまり痛みという感情は危険を伝え、身体を守る反応と言えます。

 

 では危険や外傷などが無い状態でも身体に痛みを感じるのは何故なのでしょうか?それは脳の誤作動が主な原因であり、身体が回復した後でも痛みの信号を出してしまうためです。これが慢性腰痛などの主な原因のため、痛みの解消が難しくなります。

痛みは生活にどのような影響を及ぼすのか?

 

 痛みは私たちの日常生活や運動などに影響を与えます。もし痛みが続き慢性化してくると肉体的な問題だけでなく、精神的にも影響が起こりクオリティーオブライフ(生活の質)の低下が見られます。慢性痛は病院の受診や仕事を休む理由の2番目に多いと言われています。

痛みの種類

 

・急性痛:強い痛みが数日から数週間続きます。組織の損傷による痛みなので組織の回復が見られると痛みも改善します。

・慢性痛:3ヶ月から数年続く痛みが特徴で、痛みが比較的弱い代わりに長期間続きます。

・侵害受容性疼痛:神経組織以外の損傷に伴って起こる痛みであり、侵害受容器が働くことで痛みが出ます。

・神経痛:鋭く刺すような痛みで神経が障害されることで起こる痛みです。

・心因性の痛み:痛みが続くことでメンタルや行動に影響が出ます。

カイロプラクティックと痛み

 

 カイロプラクティックケアは痛みのコントロールにとても有効です。カイロプラクティックで背骨とその中を通る神経に対して着目し、神経の機能が低下している背骨の分節に対して矯正(アジャストメント)を行い、身体が本来備えている自然治癒力を回復させることを目的とします。

 

 神経の働きが正常に戻ることで、脳に正しい情報が送られ慢性痛のような、脳の誤作動によって感じる痛みにも効果が期待できます。もし、長引く痛みなどでお悩みの方は一度ご来院ください。