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肩に感じる痛みの違いについて
肩の障害を持っている人は多くの場合痛みを伴いますが、原因によって痛み方は様々です。
以下に記入するのは数種類の痛みの特徴と、それから考えられる症状の原因です。ただし、ここで述べるのはあくまでも目安となります。また痛みや腫脹が強く夜間痛もある場合は、脱臼や骨折の可能性もあるため、早急な医療機関の受診をお勧めします。
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疼く痛み
いくつかの肩の障害では疼く痛みを感じることが多く、痛みの場所がはっきりしないのが特徴です。疼く痛みを感じる場合は次のような肩の障害が考えられます。
・ローテーターカフ損傷:徐々に侵攻するローテーターカフ損傷の場合は疼く痛みを感じることが多く、外傷によって起こる場合は強い痛みも加わります。多くの場合は肩の使いすぎによってローテーターカフを損傷し、疼く痛みを引き起こします。 「ローテーターカフ損傷についてはコチラ」
・SLAP損傷:別名「関節唇損傷」と呼ばれ、肩甲骨関節窩の周囲を覆う関節唇という軟骨組織が損傷することで痛みを引き起こします。損傷には4つのタイプが存在し、その中でも二頭筋腱も損傷しているケースでは、痛みが広範囲に広がりやすくなります。「SLAP損傷についてはコチラ」
・四十肩・五十肩:肩関節から上腕骨にかけて疼くような痛みが出ます。四十肩・五十肩には3段階存在し、段階ごとに痛みの質が変わるのが特徴です。「四十肩・五十肩についてはコチラ」
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放散痛
肩だけではなく、首や腕にも痛みが広がる放散痛の原因は以下のような症状になります。
・肩鎖関節炎:使い過ぎにより肩鎖関節炎を起こすと、放散痛が出やすいと言われています。
・ローテーターカフ炎:使いすぎなどにより、継続的にローテーターカフの損傷を起こすと、炎症が慢性化し放散痛を出すようになります。
放散痛は神経に炎症が起きることで起こるため、上で紹介した意外にも頚椎の神経根が障害されることで、肩や腕に感じることが多いです。
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焼けるような痛み
・肩峰下滑液包炎:肩峰下滑液包が炎症を起こすと、焼けるような強い痛みを肩に感じます。また放散痛を腕に感じることもあります。肩峰下滑液包炎は多くの場合ローテーターカフの損傷など、別の症状とセットで起こります。
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最後に
今回は痛みについての紹介でしたが、肩の障害は痛み以外にも可動域の減少や筋肉の弱化、痺れなども同時に引き起こすことがあります。肩に痛みで悩んでいる方はどうぞ一度ご相談ください。
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